中国大陸初ルアー

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今日は中国で初めてルアー釣りをしたときのことを思い出しながら書いてみたいと思う。これを書いているのは2011年だが登録日時は便宜上、実際釣りに行った日の日付とした。

(当ブログではカレンダー上の日付は釣行の日付としています)



2010年8月、広東省は非常に暑い。灼熱の日差しと絶え間ない工場のワークの中で、だれが釣りに行こうなどと考えるだろうか、いやだれも考えないはずだ。

しかしながら、いやおうにも決定される平日の停電で、仕事ができない!という状況は僕の考えを少しずつ変化させていた。

※主人公は当時で10年以上ブランクがあり、釣りの楽しさをすっかり忘れていたのでした。


もう一つ決定的な引き金となったのは、「彼」が工場に来たことである。彼の名はMr.KIM、身長約180cmの小麦色に焼けたちょっと野生テイストなイケメンのアラサーだ。いわゆるコリアン・チャイニーズのハーフである。彼は私に言う、「釣りやったことありますか?」「あるけど、だいぶ前だね」「じゃあ今度釣りに行きましょう」「なんで??」というわけで、次の週、となり村の釣堀へ行くこととなった。


一体全体どんな珍魚がいるのか、どんなコンセプトの釣堀なのかも全然分からないままの釣行だが、前情報で「ピラニアがいる」ということだけは聞いていたので、そのピラニアを釣るために釣具店へ行く。

もちろん中国の釣具屋さんも初めて。20畳くらいの部屋に竿や餌などがところ狭しと並べられているのを見ていると、いらっしゃい!と来た。「ルアーありますか?」、あるらしい、スピナー、スプーン、プラグ、ワームと小さく並べられていた。ここで出会ったのが、国産のクランクベイトだ。背中が黒、お腹がシルバー、全長8cmのクランク、それとルアーロッドとリールを買って店を後にした。


当日はドピーカンでもう9時ころからジリジリし始める。10:00到着、ダムの一角を仕切って釣堀にしている感じだ。手前の岸からワンキャスト、反応なし。徐々に奥へ行きながら投げていく、一番奥に、水は淀んでいるがシャロー気味になっているところがあった。池の中央へキャストし斜めにシャローの方向へ例のクランクを引いてくると岸から3Mのところでコンという反応のあとにラインが横へグーッと走る、また逆にも走る。おっつ、結構重たい、このロッドやわらか過ぎるぜ、グンニャリとロッドをしの字に曲げながらGET。


Mr.KIMいわく「あっピラニアだ」。えっこれがピラニアなの?確かに歯がすごいな、フックも口脇にガッチリだ。


[これは面白い]と思った。ルアーで魚がつれる、しかもなかなかの型だ、これは完全にルアーフィッシングの対象魚とみなせる、もう一匹釣りたい、パターンを掴みたい。記念撮影などをした後、魚をビクへ大事に保管する。


まったく同じコースで引いていると、また来た。また横へ走るっとロッドを曲げた瞬間にスポンと抜けた。おかしいなと思い、ルアーをチェックすると、オシリのフックが根元からもげていた。おそらく、一回目に釣り上げたとき、ピラニアの歯でフックの根元がつぶされていたのだろう。そういえばチェックをしなかったな。気をつけよう。


当日は3時まで釣って終了、気のせいかもしれないが、一番暑い時間帯にあいつの活性が高い気がする。ハラハラどきどきの面白い釣行だった。


後日ネットで調べると、自分の釣った魚はピラニアではないらしい。「パクー」とか「コロソマ」という、ピラニアと同じアマゾン原産の魚種ということだ。ただしピラニアの歯は鋭いのに対し、コロソマの歯は臼状になっていて万力のような力があることを注意してほしい。


写真は2010年8/5に釣った記念すべき一匹目で35cm、二匹目は40cmUPでこれが自己ベストとなる。本場ブラジルでは7kgのも上がっているらしい。でかいのを釣りたい。



またこいつに会いたくなってきた。


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