シンセン最南端へ

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「僕の前に道はない、僕の後に道が出来る」と謡った人物がいたが、華南の釣りポイント開拓も決して楽な道程ではない。ただ、そこに、青年少女のきらめく笑顔や真剣に道糸を辿る眼差しが垣間見れるとき、その道程は楽ではないが美しいものになる。



我等が釣り協会は、今回シンセン地区の最南端「西冲」への遠征を試みた。釣り協会の歴史の中で最も遠い地点となる(大げさか)。その原動力となった情報とはなんだろうか?「スカッとしない釣り道中 in 深セン」というブログを営んでいる港さんからの情報である。それによると、シンセンの最南端、未開の孤島でなんとレッドドラムが入れ食い、貼り付けてあったリンクを開くとローカルの釣り情報サイトの書込みに写真がある。本当だ、磯の岩場の上にレッドドラムがところ狭しと並べられている、60UPはザラだ、しかもその人はルアーで釣っているではないか!。



風邪が完治していない自分は、そこまでの情報があっても、半ばあきらめていた。今日は近場にしよう、最悪少し休息をとろう。しかし、ある人の言葉が私を元気付けた。そう、Mr.KIMである。「○○さん、行きましょう!」、その一声でがぜんやる気が出てきた、そうだ、停電でなにもやれず、このまま一日を過ごしたら、引きこもりのネクラになってしまう、そうだ行こう、考えるより行動だ!

本日のメンバー決定・召集を15分で完了。



工場より走ること1時間半、海が見えてくる、今回の目的地はまだずっと奥だ。余談になるが、シンセンの龍ガンから塩田を抜け海岸線を辿るルートはすごくきれいだ。整備されたアスファルトの道を海の風を感じながら駆け抜けるとすごくいいイメージができあがる。今回は一名海を見たことがないメンバーもいたらしい。



付近までくると、道を聞きながら海辺まで入っていく、と、目下に海が開けた。

砂浜の手前の高台に立ってみんなで海を見ると目の前に孤島がそびえているではないか。売店で洗濯していたおばちゃんに聞いてみた、「あそこで釣れますか?」「釣れるよ」「じゃあ、砂浜伝いの磯では釣れますか?」「釣れるよ、あそこでこーんなでっかい魚釣った人いたよ」と人差し指で1Mを作る。僕らは目が点になった、「ココだ!!!」「ありがとうおばちゃん」「いいえいいえ」。

孤島に渡る必要はない、浜伝いの荒磯で釣れるんだ、レッドドラムが!。波を見ると、前回行った「金沙湾」とは比較にならない、海がシケている、パワーのある波がどんどんぶつかって砕けている、まさに、来たかった「外洋」だ。



ポイントまでは、ときにズボンをまくってはだしで浅瀬を渡り、岩場をよじ登りながら行く30分程度の道のりだ。霧が濃く、肌寒い。ポイントは車から見えていたのに、こんなに遠いのである。


一目見て行きたかった高台には霧が雨になってきたため、行くのを中止し、手前の浅めの磯でつる、通称ゴロタ場と言われるようなところだ。本日の写真の断崖絶壁の上を通っていくのが、行きたかった高台だ、岩が削れて一気に落差があって水深がありそうなところだ。ポイントは見えるのだがなかなか険しそうな道だった、レッドドラムのにおいがした・・・・。




今日の釣果はというと、メバルが5匹、いずれもエビのフカセ釣りで釣ったものだ。きれいな水から上がってくる魚は、すごくうまそうで、食べたら確かにうまかった。5匹のメバルと1匹のカニは海鮮なべとなった。スープにダシが出ていてマジでうまかったです。




まずはやっと海でポイントらしきところにたどりつくことが出来た。魚の気配はかなりある場所だ。




次はレッドドラムをルアーで釣りたいな〜。


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